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Manablog Copy Written by Manabu Bannai

子どもの人格や性格は10歳頃までに形成 アドラー式

#子育て #子育てママ・パパ #子育て支援 #家族の安全・安心 #家族の思い出

こんにちは!!

yamaguchi@kです

前回に引き続きアドラー式子育ての紹介します。

アドラーとは、オーストリア生まれの精神科医である

アルフレッド・アドラーのことです。

彼の提唱する心理学は「アドラー心理学」と呼ばれ、

日本では書籍「嫌われる勇気」で話題に!!

「アドラー式子育て」では、叱ること・褒めることはNGとされています。

大切なのは、「勇気づけ」です

勇気づけとは、子どもの気持ちに共感し、

「困難を乗り越える力」を与えることを意味します!!

具体的に見てみましょう

褒めず、怒らず、やる気を引き出す方法

アドラー式子育てでは、「勇気づけ」という技法を使います。

勇気とは「困難を克服する力」のこと。勇気づけとは、

子どもの気持ちに寄り添い、

共感する態度で接することで、子どもに「困難を克服する力」を

与えることを指します。

たとえば、子どもが何かしてくれたとき、

「えらいね」「すごいね」と褒めるのではなく、

「ありがとう」「うれしいな」などの気持ちを伝えるようにするーー

これが勇気づけです。「ありがとう」「うれしいな」などの気持ちを

受け取った子どもは気分が良くなり

「自分の意思で」相手を喜ばせるような行動をとるようになります。

ポイントは、この「自分の意思」という点。勇気づけは、子どもに自信を与え、

「自らやってみよう」というやる気を引き出してくれるのです。

こうした例を見て、「褒めたらダメなの?」

と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、子どもを褒めることがいけないわけではありません。

しかし、ちょっとしたことでも褒めてばかりいると、子どもにとって逆効果です。


公認心理師・産業カウンセラーの大美賀直子氏によると、

子どもを些細なことで頻繁に褒めていると「褒められる状況」

が当たり前になってしまい、褒められない状況に不安を覚えるようになるのだとか。

そうすると、進学や習い事、就職などで「褒めてもらえない環境」に属したとき、

適応できなくなってしまいます。また、「自分がどうしたいか」ではなく、

「大人はどう思うか」を基準に行動するようになり、

「自分の意思で」行動する力が身につかなくなってしまうことも。

また、子どもに感情的に怒ったり、嫌味を言ったりすることも逆効果です。

たとえば、子どもが部屋の片付けをしないとき、「片付けなさいって言ったじゃない! 

なんでできないの?」と怒鳴ったり、怒りながら親御さん自身が片付け始めたりするのは、

アドラー式子育てでは、「勇気くじき」と呼ばれている行動。

子どものやる気を失わせ、学ぶ機会を奪ってしまいます。

10歳になるまでに実践しよう

ここまでの内容を読んで、

「これまで毎日のように怒ってしまっていた……」

「勇気づけなんて全くしてこなかったから手遅れなのでは……」と

不安に思った方もいらっしゃるかもしれません。

アドラー式子育てでは、子どもの人格や性格は10歳頃までに形成されると考えられています。

そのため、10歳前後の関わり方が特に重要視されているのです。

これまで勇気づけをしてこなかった方は、

これから少しずつでも勇気づけを心がけてみましょう。

では、これまで褒めたり怒ったりしていたシーンで、

どうすれば勇気づけに変換できるでしょうか。具体的な例をいくつかご紹介します。

褒める→勇気づける
褒める行為は、基本的に上から目線です。
当たり前ですが、上司などの目上の立場の人を「褒める」

ことはまずないですよね。前出の熊野氏によると、褒める行為は、

相手との間のタテの上下関係を前提に、立場が上の人が下の人を評価する行為だそう。

これまで褒めていたシーンで勇気づけるときは、

子どもの気持ちにいっそう寄り添って、自分の気持ちを伝えることがポイントです

●子どもが部屋を掃除してくれたとき
「掃除してえらいね! ○○ちゃんはきれいにするのが上手だね!」と褒める

「きれいになって気持ちいいね! ありがとう!」と勇気づける

●子どもがテストで100点をとったとき
「すごい! さすが○○ちゃん!」と褒める

「○○ちゃん嬉しそうだね。お母さんも嬉しいわ」と勇気づける

怒る→勇気づける
これまで怒っていたシーンの多くは、子どもに「してほしいこと」があるときでしょう。

前出の平本氏いわく、子どもを叱って行動させるのは、

親が子どもを支配している状態にある「タテの関係」。

子どもに行動を促したいときは、命令口調で伝えるのではなく、

自分の気持ちを伝えてお願いしたり、

どうすればできるようになるか子ども自身に考えさせたりすることがポイントです。

●子どもが洗濯物をかごに入れないとき
「ちゃんと洗濯物をかごに入れなさいよ!」と怒鳴る

「○○ちゃんの洋服が洗えなくて困っているの。

脱いだものをかごに入れてくれると助かるんだけど」と気持ちを伝え、お願いして勇気づける


●子どもが門限を守らない
「○時までに帰ってきてって言ったじゃない! なんで守れないの?」と怒鳴る

「遅くなると、お母さん心配なの。どうすれば時間を守れるようになると思う?」

と気持ちを伝え、子ども自身に考えさせて勇気づける

このように、コツさえつかめば、あらゆる場面で勇気づけが行なえるのです。

アドラー式子育てで重要と言われていることのひとつに、

「完璧を目指さないこと」があります。

「失敗してしまう自分自身にも、勇気づけを行なえるようになろう」という考え方です。

時には、子どもに対して、感情的に怒ってしまうこともあるでしょう。

そういうときは、「自分はイライラしていたんだな」

「どうすれば怒らないですむかな」と反省し、

できるときにまた、子どもに寄り添うようにしましょう。

ドロシー・ロー・ノルトの言葉

誉めてあげれば、子供は明るい子に育つ 愛してあげれば、子供は人を愛することを学ぶ 認めてあげれば、子供は自分が好きになる 見つめてあげれば、子供は頑張り屋になる 分かち合うことを教えれば、子供は思いやりを学ぶ 親が正直であれば、子供は正義感のある子に育つ 優しく、思いやりをもって育てれば、子供は優しい子に育つ 守ってあげれば、子供は強い子に育つ 和気あいあいとした家庭で育てば 子供はこの世の中はいいところだと思えるようになる

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