非行 特徴 親子関係 子育て
こんにちは!!
yamaguchi@kです
子育てについて情報発信しています
現代の少年非行と親子関係について紹介します!!
悩んでいる家族に届いてほしい
そして少しでも解決出来れば幸いです
引用文献
東京学芸大学教育学部教育心理学講座
松尾直博
研究まとめた
結果に基づきし紹介します!!
非行とその特徴
①戦後混乱期(1945~1954)
戦後、全般的に犯罪は急増したが、
特に窃盗、強盗などの直接、間接に貧困に結びついた犯罪が顕著だった。
単純に「食うための盗み」が多数だったわけではなく、
貧困ゆえの生活障害や情緒の乱れ、
家族の乱れなどを媒介とした非行化が最も顕著だった
②戦後復興期(1955~1964)
少年非行の特徴としては、
恐喝、傷害などの粗暴犯や、性犯罪・暴力犯罪が挙げられる。
③高度成長期(1965~1972)
動機や目的のはっきりしない無気力な青少年による非行が目立ち始めた。
④低成長期(主として1975~1984)
少年非行は、14~15歳の年少少年の急増によって特色付けられ、
次いで16~17歳が多かった。また、女子の比率が20%近くまで急増している
万引きを中心とした窃盗が多く、
暴力は減少するが校内暴力が出現し、暴走族の発生など、
いわゆる遊び方非行の特徴を見せていた。
さらに内向した家庭内暴力も問題になった。
今日の少年非行の特徴
「キレる子」について、国立教育政策研究所は2002年6月、
親の不適切な育て方が大きな要因になっているとする調査結果を発表した。
この調査は、2001年に、首都圏の養護教諭や警察、児童相談所などを通じて、
「キレる」状態の問題行動が報告された幼稚園児から高校生までの654人の
家庭、学校環境を調べたものである。
男女比は、男子が87.8%、女子が12.2%だった。
親の子どもに対する態度を見ると、
76%の子どもの親に、
過保護、過干渉、放任などの「不適切な養育態度」が見られた。
そのうち最も多かったのが、「指示のし過ぎ」で19%、
「過度の欲求」と「過干渉」がそれぞれ11%を占めた。
それとは逆の「放任」が15%、「過保護」が14%を占めており、
同研究所は「両極端な育て方がキレる要因」としている。
家庭の状態では、親の離婚や夫婦の不仲などで子どもが不安を感じ、
「緊張状態」にあるケースが64%にのぼった。
特に両親が離婚した家庭が25%を占め、
父親不在(15%)、夫婦不仲(13%)とともに高かった。
家庭内で暴力や体罰を受けた例は24%だった
非行少年とそうでない子どもとの
規範意識がほとんど変わらないばかりでなく、
むしろそうでない子どもたちの方に規範意識の低さが見られることである。
警視庁少年育成課少年相談室のアンケート調査(99年東京都内)によれば、
違法行為について「本人の自由」と答えた割合は、
非行少年より一般中・高校生がほとんどの設問で高かったのである。
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明日も引き続き
非行を生み出す家庭の特徴